ふりかえり

nanbo4n2004-01-28

 宿泊学習のふりかえりを行った。スタッフの結成から、計画、スタッフの準備、当日の活動、片づけとの一連の宿泊学習を作り上げてきた活動の締めくくりである。(詳しくは、6年教室日記を参照)
一人一人が自分のふりかえりをする、スタッフでのわかちあい、全体でのわかちあいと進んでいった。全体の前でなかなか話すことが出来ない4年生、話したがっている5,6年生には迷惑をかけたが、みんなが話すのを待ってもらった。(実は、夏の宿泊の振り返りのときにも同じことがあったので、あのころからずいぶん成長したなと思って今回どうなるかとちょっと期待していたのだが・・・。)かなり残念だった。
でも、その中で、石浦先生が書いていたように(5年教室日記を参照)、ゆうたろう君がイグルー作りを通して、がまんして働いている人とゆっくり休んでいる人がいて、平等ではなく、平等になるようにすればいいと感じたことを話す姿があった。
また、しょうへい君は、「イグルー作りの際、遊んでしまって完成できなかった。」と話した。遊んでしまった自分について「なぜ遊んでしまったのか、そのことについてどう思うのか。」との内山先生の突込みに対して全体でのふりかえりでは答えられなかったが、教室に帰って再度といかけたところ、「ぼくは、イグルーを絶対に完成させたいという強い気持ちをもっていなかったから、遊んでしまったのかもしれない。だから、今度するときには、絶対完成させたいという強い気持ちをもってやりたい.]と話してくれた。イグルー作りを共に体験したみんなだからこそ、その言葉はみんなにしみこんだように感じた。○○したいという強い気持ちがないと遊んでしまったり、怠けたりすることになる、反対に○○したいという気持ちがあれば、やり遂げることが出来るかもしれないということを言いたかったのだと思った。
イグルー作りを通して学んだこと(造り方でなく、造る過程においていろいろ感じたことや考えたことが大事なのです)、また、ふりかえりの中で上級生から鍛えてもらったこと、最後はいいふりかえりになって、よかったと感じた日だった。