書き初め−立山の春

nanbo4n2003-12-12

 昨日、書き初めの練習をした。4年生になって初めての書き初め。先週から予告してあったにもかかわらず、なんと半分の5名が書き初めの道具を忘れてきている。怒るのを通り越してあきれてしまった。(でも、しっかり怒ってしまったが・・・。)「忘れてきました。」この言葉だけですましてしまい、人に何とかしてもらおうとする根性に腹が立つ。「人間だから忘れることもある。でもそれから先どうすればいいか考えるのが大事なんでしょう?誰かに借りるとか自分で考えて、なんとかするのが生きる力です。」と説教してしまった。上級生に借りたり、取りに行ったりして自分で行動を起こし、6時間目には何とか全員準備が整った。
大きな紙、太い筆、いつもの書写とはまたちがった雰囲気だ。今年の書き初めは『立山の春』。一人ずつ手を持って書いてみる。1年ぶりの書き初めではあるが、なかなか堂々と書いていた。『立山』は結構いい感じである。『の』と『春』がなかなか難しい。途中のぞいていた能登先生や3年生から「あつや君の立山うまいね。」とほめていただく。あつや君もうれしそう。彼は素直なので、言われたとおりに筆を運んでいた。素直さはやはり上達の大きな武器と言えそうだ。