ふりかえり1−大運動会

nanbo4n2003-12-25

 昨日、子供たちのふりかえりを載せたので、私も4年生の子供たちのことで、2学期をふりかえってみよう。
 大運動会では、初めて組み立て体操を経験した。子供たちが一番楽しみに、そしてあこがれていた種目である。初めのうちは技を創りあげるのに結構時間がかかった。言われていることがなかなか伝わらず、自信のない様子であったり、一つ一つ言われないと動けなかったりした子供たちが、自分たちで考えながらやっている5,6年生の様子を見るうち、身体を通していろいろなことを学んでいった。もともと素直な4年生なので、『うまくやりたい、上手になりたい、いい組み立てを創りあげたい』そんな気持ちが演技に表れるようになり、どんどんうまくなっていった。運動会当日−。足場が悪い中だったが、しっかりやってくれた子供たち。見事にピラミッドやタワーも完成した。少しゆれる土台の上だったが、堂々としたのぞみさんの姿に感動を覚えた。上に乗る子も、そしてそれを支える土台の子も、いい表情をしていた。だれ一人気を抜くことなく、心を合わせたからこそ、お互いに支え合ったからこそできた組み立て−。緊張感をもちながらみんなと心を合わせて、一つの集団演技を創りあげていく。その中で、忍耐力・集中力・協調性が養われていった気がする。この組み立ては、南保小学校の大きな特色であり、すばらしい活動の一つである。この中で4年生が学んだことは、本当に大きい。4〜6年の活動の中で育ててもらった。そして、この経験が、ふれあい祭りの出し物、「4年生だけの組み立て」をやろうとした原動力になったと思う。このころから、子供たちの行動が、少しずつ自信にあふれたものになってきた気がする。
・トリプルベースショルダースタンドで、練習の時、上から落ちてけがをして、上に乗るのがちょっとこわくて足がふるえて、足を伸ばすのがやっとだったけど、だんだん慣れてこわくなくなってきて、本番では、こわくなくて、とてもよくできたなと思います。とても心に残りました。また、タワーも、本番でうまくできるか心配だったけど、うまくできたことがよかったです。騎馬戦で、ありさちゃんのはちまきを取ろうとしたら、ななこちゃんがぼくのはちまきを取ろうとして、くじられたので痛かったです。それで逃げたら取られそうになって、頭をふって何とか取られずにすみました。結局負けたけど、初めての騎馬戦も心に残りました。お母さんが、「よく頑張ったね。」と言ってくれました。それを聞いて、来年もがんばろうと思いました。(は・のぞみ)