ふりかえり２ 写生会−花と校舎−

　「花と校舎」をテーマに写生会をした。５年前の４年生がそのテーマで描いていた作品を思い出し、今年の４年生で取り組んでみた。一度取り組んでみたかったテーマである。『ゆっくりカタツムリの線で描く、よく見て描く』この２つの指示で、コンテで描き進めた。消しゴムを使わないので、真剣そのものである。「いい線でているね。よく見て描いているね。」のほめ言葉にますます気持ちがのっていき、一緒に描いていた３年生からも「４年生うまいね。すごいね。」と言ってもらい、いい作品に仕上がっていく。さて、いよいよ彩色。
『白、黒は使わない。混色して、自分だけの色をつくり出す。』この指示に、「え〜、難しい！」と言っていた子供たちも、少しずつ仕上がっていくたびに楽しみになっていったようである。子供たちが自分の好きな花と南保小学校の好きな場所を描いたもので、南保小学校が好きだよ！！そんな気持ちが伝わってくる作品ができあがった。優しい色を作り上げ、何度か重ねぬりをして丁寧に仕上げた子供たちの力作。懇談会の折りにも、保護者の方から、「みんなすごいうまくてびっくりしました。色もいろんな色が使ってあって、こんな絵が描けるようになるんですね。」との言葉をいただいた。お気に入りの１枚になったかな？４年生のみんな、自信をもっていいよ。
・色ぬりをがんばりました。特に校舎をぬるのをがんばり、色を工夫しました。自分で作った色。みんなが知らないような色ができました。地面は暗い色にしました。花の色も工夫して、紫や明るい色を使いました。窓は、色を薄くしたり濃くしたりしました。とってもきれいな絵になりました。（ありさ）
・私は講堂の屋根のところを、立体感があるようにしてみました。でもちょっと失敗してしまいました。なぜかというと、ちょっと板を濃くぬりすぎてしまったからです。最初あまりうまくいきませんでした。でも、なんか色をぬっていると立体感がでてきて、おもしろくなってきました。自分ではあまりお気に入りではないけど、今までの中で一番上手にできたと思います。（ななこ）