点字教室

nanbo4n2004-02-06

 5日にボランティアサークル「プチコの会」より大平さん、山口さん、島端さんの3人の方に来ていただき、「点字教室」をした。総合的な学習の時間のひとつとしての活動である。
 自分の名刺、詩(歌詞)を点字で打ってみた。なかなか力の入り具合がうまくいかず、きちんと穴が浮き出なかったり、反対に穴があいてしまったりと苦労していたが、「のみ込みが早くて上手。」とほめられ、意欲的に取り組んでいた。詩は、「世界に一つだけの花」に挑戦!点字のルールのひとつである分かち書きを学ぶ上でも、また、よく知っている歌であることもあり、喜んでやっていた。(でも、分かち書きは難しい)
 点字タイプライターも持ってきていただき、させてもらった。子供たちはカニのような手の機械できれいに文字が出てくるさまを興味深く見たりしたりしていた。和やかな雰囲気で、質問などもしながら点字に取り組んでいた子供たちであった。
 3人の方々は、丁寧に、優しく教えてくださった。とても生き生きとした表情で、楽しんでおられるのが伝わってきた。このところいろいろ疲れ気味の私は、3人の方からエネルギーをもらった気がする。
お話の中で、仕事をしながらボランティア活動として続けておられること、それらの活動を通して障害を持つ方々とかかわって感じられたことを子供たちに語ってくださった事から、子供たちが、人の生き方について考えていってくれたらいいなと思った。 <子どものお礼の手紙より―一部抜粋>
点字のルールや点字の数字を教えていただき、ありがとうございました。これからもし、目の不自由な人がいたら助けてあげたいです。
(は・のぞみ)
点字を教えていただき、ありがとうございます。今まで、私はあまり点字が好きじゃありませんでした。でも、昨日点字をして、続けていると、なんだか好きになりました。これからすこしづつ点字を覚えられたらいいなと思いました。(ななこ)
・私たちが持っている点字板では、自分の名前は打てなかったけど、あの機械でやったら、自分の名前が紙を見ないでも打てるようになりました。そのときは凄くうれしかったです。私たちが持っていたのは、打ったら穴があいたりしていたけど、あの機械だと穴があかないし打ちやすかったです。(なな)
・目の見えない人は点字を覚えるのは大変なんだなあと思いました。私も点字を覚えたいなと思いました。点字を覚えて上手に打てるようになりたいです。「世界にひとつだけの花」を打つときはうまく出来るかなあと思いました。最初は難しいと思ったけど、プチこの会の人たちのおかげでうまく打てました。点字は楽しかったです。タイプライターを初めて使って凄いなと思いました。(ありさ