世界に一つだけの版画カレンダー

nanbo4n2004-02-17

 宿泊学習が終わってからやり始めた版画製作。昨年は、線彫りのみの多色刷りの版画を経験している4年生の子供たち。今年は白黒版画で、人物を面ととらえてやってみるのに挑戦。「この1年の一番の思い出」と題して各自の思い出の場面を表現した。バックを彫ったので、下絵がちょっと小さくて白が多くなった感じだが、それもいい経験になったことだろう。
3・4年生で一緒にやっているので、彫りを合格した子(私が担当)から、能登先生と印刷へ・・・。3年生は少し進んでいて、前に一枚印刷していたので、それを見ながら4年生も手順を学んでいたようである。時間差がある上、一度に作業は出来ないので、先生が二人いるのはとても助かる。
インクを付け、紙を置き、バレンでこする。そっとはがしてみるときのドキドキした表情。上手く印刷されているのを見て、にこっと笑った顔が何ともいえずにいい。4年生は、全員は印刷できないかも・・・と思っていたが、能登先生のおかげで無事印刷完了。カレンダー用紙にも印刷し、世界でたった一つのオリジナルカレンダーができあがった。
<一言感想より>
・彫るときは線からはみ出して難しかった。刷ってみて、結構よくなってうれしかった。(あつや)
・3年の時彫るのが上手に出来たのに、忘れたからやりにくかった。でも、できあがったら、上出来だった。(ひろゆき
・彫るときまちがえて難しかった。できあがったときは上手に出来たなと思った。(ありさ
・彫るのが大変だった。印刷するのは楽しかった。(さとし)
・彫るのは難しかったけど、刷るのは簡単だった。上手に出来たと思う。(なな)
・彫るのは細かいところがあって、難しかった。刷ってみてまあまあ。(は・のぞみ)
・目の部分が上手に出来なかったけど、その他は上手に出来てよかった。(しょうへい)
・細かいところがたくさんあって彫るのは難しかった。印刷はまあまあ。(ななこ)
・印刷したら字が反対になるのに意識していなくて、番号を反対に描きそうになった。でも、途中で気がついてよかった。(ゆうたろう)
・彫る方は線からはみ出したりして変になったけど、印刷してみたら変じゃなかったのでよかった。(わ・のぞみ)