南保小学校もう1年存続決定

 業間の全校集会で、南保小学校の閉校が、16年3月ではなく、17年3月に決定したことが話された。5年生の子供たちの涙ぐみながらの喜んだ様子が胸を打つ。複雑な思いで、黙々と送る会の準備を進めてきた5年生の気持ちを思うと本当によかったと思う。でも、4年生の子供たちの気持ちを思うと・・・。「もう1年南保小学校があってうれしい。でも、私たちはあと1年やから卒業できんもん・・・。後一年延びることはないが?」との言葉に、思わず・・・。そうだよね。大好きな南保小学校を卒業したいよね。それが正直な気持ちだよね。だから複雑な表情だったみんな。でも、先が見えずにもやもやしているよりはずっといい。今度の5月の町の体育大会に向けての話をしているうちに少し、目標や夢を感じることができるように・・・。
 4時間目に、6年生と4年生のハンドボール大会があった。4年生はいつもと少しルールが違い、はじめはちょっととまどっていたようだが、「6年生はシュートをしない」とのルールの下、楽しませてもらっていた。ゴール前で待ち構えていて、パスをもらい、シュートする。ななこの力強いシュート!なかなかの活躍ぶりに、「いいね〜。ナイスシュート!」と声をかけるとうれしそう。「いい動きしとったって内山先生も言っておられたよ。昼休みにも6年生に入れてもらってやったら」と勧めるとその気になっていた。春に向かって始動し始めよう。