なわとび大会

nanbo4n2004-02-13

 直前になって、やっとその気になってなわとびにも力が入ってきた4年生。すぐ隣の熱気ムンムンの3年生の練習量に圧倒されながら、自己ベストが出せるようにとがんばっていた。
上学年の仲間入りということで、種目は、3年生の時とは格段の難しさである。二重跳びが出来るのがあたりまえの世界になっている。難しい技になかなか取り組もうとせず、のんびりと構えていた4年生だが、大会が近づくにつれ縄跳びとなかよしになってきた。
4年生の1位候補(なわとびカードの持ち点203点)のななさんが、欠席ということで、本人はきっと悔しかっただろう。でも、その分、他の子にとってはチャンス?!自己ベストを目指してがんばっていた。
4年生は、短縄の部では、1位(306点)わ・のぞみさん、2位(251点)ななこさん、3位(235点)ひろゆき君。ワザワザコンテスト(連続二重跳び)では、34回のひろゆき君が1位だった。
真剣な子供たちの瞳、表情がすてきだった。

<なわとび大会後のふりかえりより>
・あや二重とかはすごく難しくて、練習していてもあまり出来なかったけど、3回出来てうれしかった。今まで練習してきて大変だったけど、自己新だったのでよかった。(ありさ
・はじめは、かけ足二重、交差二重、あや二重が出来なかったけど、練習してやってみると簡単に飛べるようになったから、うれしいと思った。(ひろゆき
・練習の時は6回程度出来ていたのに、ワザワザコンテストでは、1回しかできなかったから悔しいと思った。練習していつでも跳べるようになりたい。(あつや)
・かけ足二重やあや二重とか全然出来なかった。でも、本番の時、いつもよりちょっとたくさん跳べてよかった。ワザワザコンテストで、22回しか跳べなかったので悔しかった。(ななこ)
・3年生の時、あや二重が出来たのに、練習不足で出来なくなったから悔しかった。5年生になる前には、あや二重が出来るようになりたい。(しょうへい)
・はじめはなわとびが好きじゃなくて、二重跳びも出来なかったけど、やっていると楽しくなってきて、二重跳びも18回跳べるようになったので、うれしい。(は・のぞみ)
・3学期のはじめくらいまでは、二重跳びは0回だったけど、練習したら4回も出来るようになった。そのうち、練習するたびにいっぱい出来るようになってうれしい。ワザワザコンテストでは、26回も出来てうれしかった。(ゆうたろう)
・なわとび大会で、3年の時と比べて、点数は低くなってしまった。4年になって、種目が難しくて低くなってしまった。かけ足跳びが出来るようになってうれしい。(さとし)
・昨日まで後ろ二重が出来なかったけど、今日やったら5回出来たのでよかった。(わ・のぞみ)

英語活動

 久しぶりのベンジャミンさんとの英語活動。今日は、月や曜日の言い方の学習をした。自分の誕生日の言い方も習ってベンジャミンさんの後について言ってみる。1月のあつや君から・・・。3月は偶然に私と能登先生の二人。「マーチ」と簡単なので、子供たちからは、「いいな。簡単で・・・。」との声。5月、6月も簡単だったが、8月のひろゆき君や12月のありささん、のぞみ君、ゆうたろう君はちょっと苦戦。月と日にち、そして曜日と新しいことを一気にしたので、子供たちには少し難しかったようだ。でも、「マイ バースデェイ イズ・・・」とうれしそうに繰り返していた。25日が、今年度の英語活動の最終日になる。ゲームなども取り入れながら、楽しく誕生日や一週間の言い方などをマスターできたらいいなと思っている。
 ななさんとしょうへい君が欠席。いつもに比べて静かで、物足りない4年教室だった。明日は、全員揃うといいな。

冬の川−探検隊行動

nanbo4n2004-02-10

 雪と水と暮らしの関わりを調べるということで、4〜6年生が小川流域を探検に行った。小川温泉では、わき出ている温泉の温度と、用水の温度、川の水の温度を測定。一人1本ずつの温度計も準備していただき、ありがたい。次は、発電所に移動し、雪の結晶を観察。見やすいルーペも用意していただいた。「うわ〜、きれい。」「すごい、6角形になっている。」「菱形になっているのもあるよ。」夢中になってルーペをのぞき込んでいた子供たち。雪の結晶を手に取ってみる。みるみる溶けていく雪の結晶。雪の結晶の不思議な世界は、子供たちの心にも強く残ったようだ。6年生は、発電所の中の計器を見学に行ったが、4,5年生は、雪遊び。(後の詳しい内容は、5年教室日記をご覧ください)
 子供たちには難しい内容だったが、楽しいゲームなども盛り込んであり、心に残ったようである。私にとって、水の行方の様子、雪の結晶など、知的で興味深い探検隊だった。
<日記より抜粋>
・水とお湯の温度を測りました。その後、水の中に手を入れて、どれだけもちこたえられるかのゲームをしました。あと少しで1分だったけど、冷たくてつい手を出してしまいました。そしたらひりひりして冷たかったです。発電所では、レンズで雪の結晶を見たら、きらきら輝いてきれいでした。また、壁に何cm雪をくっつけられるかのゲームをしました。ぼくのいるチームが優勝したので、うれしかったです。サケを育てているところへ行って、サケにえさをあげました。そしたら一瞬で投げたえさがなくなったので、すごかったです。今日は本当に楽しかったです。(は・のぞみ)

ソバ打ち

PTA冬の親子ふれあい活動で、ソバ打ちが行われた。参加者74人、ソバ数38食と大盛況であったとか。参加した子供たちは、「おいしかったよ。」「おもしろかったよ。」と話していた。(私は、私用で参加できなかったが・・・)できたてのソバを、その場でゆでて食べるのだから、きっとおいしかったことでしょう。参加された方々、お疲れ様でした。
<日記より抜粋>
・10時から学校でソバ打ちをしました。最初に粉をこねました。水を入れながらこねました。どんどん粘土みたいになっておもしろかったです。その次、さっきの粉を四角にしました。棒を使ってやりました。腰が痛くなるからめんどいなと思いました。ちょっと他の人に手伝ってもらったけど、ほとんど自分でやりました。破れなかったけど、大きすぎました。次に、それを折りたたんで、包丁で切りました。変わった包丁だなと思いました。最初はかたくて面倒くさかったけど、誰かがこつを教えてくれたから簡単で、一番楽しかったです。とてもおもしろいソバ打ちでした。(わ・のぞみ)

点字教室

nanbo4n2004-02-06

 5日にボランティアサークル「プチコの会」より大平さん、山口さん、島端さんの3人の方に来ていただき、「点字教室」をした。総合的な学習の時間のひとつとしての活動である。
 自分の名刺、詩(歌詞)を点字で打ってみた。なかなか力の入り具合がうまくいかず、きちんと穴が浮き出なかったり、反対に穴があいてしまったりと苦労していたが、「のみ込みが早くて上手。」とほめられ、意欲的に取り組んでいた。詩は、「世界に一つだけの花」に挑戦!点字のルールのひとつである分かち書きを学ぶ上でも、また、よく知っている歌であることもあり、喜んでやっていた。(でも、分かち書きは難しい)
 点字タイプライターも持ってきていただき、させてもらった。子供たちはカニのような手の機械できれいに文字が出てくるさまを興味深く見たりしたりしていた。和やかな雰囲気で、質問などもしながら点字に取り組んでいた子供たちであった。
 3人の方々は、丁寧に、優しく教えてくださった。とても生き生きとした表情で、楽しんでおられるのが伝わってきた。このところいろいろ疲れ気味の私は、3人の方からエネルギーをもらった気がする。
お話の中で、仕事をしながらボランティア活動として続けておられること、それらの活動を通して障害を持つ方々とかかわって感じられたことを子供たちに語ってくださった事から、子供たちが、人の生き方について考えていってくれたらいいなと思った。 <子どものお礼の手紙より―一部抜粋>
点字のルールや点字の数字を教えていただき、ありがとうございました。これからもし、目の不自由な人がいたら助けてあげたいです。
(は・のぞみ)
点字を教えていただき、ありがとうございます。今まで、私はあまり点字が好きじゃありませんでした。でも、昨日点字をして、続けていると、なんだか好きになりました。これからすこしづつ点字を覚えられたらいいなと思いました。(ななこ)
・私たちが持っている点字板では、自分の名前は打てなかったけど、あの機械でやったら、自分の名前が紙を見ないでも打てるようになりました。そのときは凄くうれしかったです。私たちが持っていたのは、打ったら穴があいたりしていたけど、あの機械だと穴があかないし打ちやすかったです。(なな)
・目の見えない人は点字を覚えるのは大変なんだなあと思いました。私も点字を覚えたいなと思いました。点字を覚えて上手に打てるようになりたいです。「世界にひとつだけの花」を打つときはうまく出来るかなあと思いました。最初は難しいと思ったけど、プチこの会の人たちのおかげでうまく打てました。点字は楽しかったです。タイプライターを初めて使って凄いなと思いました。(ありさ

吉田科学館

nanbo4n2004-02-04

 冬の最座の学習に、吉田科学館のプラネタリウムの見学に出かけた。朝日町は、校外学習にスクールバスを出してもらえるので、その点ではとても助かっている。
 火星のことに興味のあるしょうへい君は、いろいろ質問したり知っていることを話したりして、柴田館長さんにも感心された。また、プラネタリウムの仕組みの元になっている星の板を見せてもらったり、月のお話もしてくださったりした。この日は、見学者が南保小学校だけということもあり(館長さんは、「夢創塾」の長崎さんのお知り合いということもあり、とても親切にしてくださった)、特別に「おもしろ科学実験教室」にも参加することが出来た。磁石をつかった興味深い実験に、思わず引き込まれてしまい、磁石の力が人間の手や分厚い本でさえぎっても働くさまは、「え〜。」「すごい!」「どうして?」といった子供たちの驚きをひき出していた。私自身もとても面白かったし、ビックリした。
 もっといろいろなコーナーもあり、ゆっくり科学に浸りたいところだが、時間が限られているので、心残りだったが、吉田科学館を後にした。子供たちには、「近いから、家の人たちとゆっくり来て見るのもいいね。」と話しておいた。
<日記より抜粋>
・着いてすぐに、プラネタリウムを見ました。星空を見ていると、オリオン座と子犬座とおいぬ座の★で冬の大三角ができるのがわかりました。だから、『秋の大三角とか、春の大三角とかはどの星とどの星とで出来ているのかな』と思いました。その後磁石の実験もありました。磁石がぶら下がっていて、そのところにクリップをつけた物を置いたら、宙に浮かび上がりました。それはあたりまえだと思ったけど、そこに手を入れても落ちなかったので、「すごい!磁石の力は、手を貫通しても届くんだ。磁石はなんてすごい強い力があるんだ。」と思いました。(ひろゆき

百人一首集会

nanbo4n2004-02-03

 なかよしタイムのミニ集会。企画委員会主催の百人一首集会だった。五色百人一首のピンク、青、緑の60枚を使っての大会だった。夢中になったときの頭突き防止用に頭にタオルを巻いている姿がなんともユーモラスであった。
はげみの時間や朝自習の時間などをつかって百人一首に親しんできていた4年生。土・日に学校のカードを借りていって練習する子も見られた。各学年ごとに円になり、カードを取る。1,2年生も結構楽しく出来たようである。得意札のある子は、上の句の2文字ほどでカードを取るなど、なかなかの戦いであった。5年、6年はさすがにレベルが高かった。4年生の部は、結果は、ゆうたろう君が11枚で優勝。2位は、ななさんの9枚であった。同じようなカードが何枚もあり、お手つきで苦戦していたようである。二人一組のいつもの戦いとは勝手が違っているが、全校児童がカードに集中していて、知的な雰囲気が漂い、いい時間を過ごすことが出来たようだ。